ダイエットに役立つ筋トレの効果とは? ②成長ホルモンにより倍率ドン!さらに倍!
クイズダービー世代ではないのですが、タイトルに引用させていただきました。
小学校低学年くらいの頃にうっすら記憶があるかな・・・。
前回、"筋トレで基礎代謝がちょっとだけ上がるんだけど、馬鹿にしちゃーいけないよ。あたしゃねぇ・・・” ということと、“もちろん筋トレの効果はそれだけじゃないんですよー”ということをお伝えしたかと思います。
今日は筋トレの効果二つ目。成長ホルモンについてご紹介させてもらいます。
まず大前提として、筋トレをしてもほとんど体脂肪は燃焼されません。
“え・・・?今さら何言い出してるの??嘘でしょ?ドッキリ??看板持って『テッテレー!』のやつ!?”
・・・と、思われた方がいたら、とりあえず落ち着いて深呼吸をしてください。
(ダイエット関係ありませんが、トータルテンボスというコンビのドッキリがオモシロいので、お笑い好きな方は検索してみてください・・・)
筋トレは間違いなくダイエットに効果的といっていいでしょう。
しかし、筋トレそのものが脂肪を燃焼するわけではないんです。
そもそも、脂肪を燃やすためには2つの段階が必要です。
①脂肪を分解する
②脂肪を燃焼する
脂肪を燃やす=脂肪をエネルギーとして利用する ためには、①脂肪を分解する という工程が必要になります。
『有酸素運動は20分続けないと意味がない。休むな、コラァ!!』とよく言われるのは、初めの20分くらいは脂質より糖質がエネルギー源として多く使われており、脂質が分解されてエネルギーとして使われる割合が増えてくるのが20分くらいだからなんですね。
さて、筋トレの効果に話を戻しましょう。
筋トレは、脂肪を燃焼こそしないものの、①脂肪を分解 する効果があるのです。
そう、あるのどぇす!!!
取り乱しました。
筋トレを行うと、ホルモンが分泌されます。
アドレナリンと成長ホルモンというものなんですが、みなさん聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
『スターウォーズの最新予告編でアドレナリンでまくり!』とか、『成長ホルモン不足で伸長のびねぇよー』とか。
例えのクオリティはともかく、アドレナリンと成長ホルモンには共通する作用があります。
それが、"脂肪を分解して、燃焼しやすい状態にする”というものです。
簡単に言い換えると、代謝を高める、ということですね。
筋トレをはじめてすぐの段階ではアドレナリンが分泌されて脂肪を分解します。だいたい15分後といわれます。
一方、成長ホルモンは筋トレ後すぐに分泌されますが、脂肪分解の効果は遅く、2時間後くらいがピークとされています。
“成長ホルモンのウスノロ!!ばか!!” と思うかもしれませんが、やめてあげてください。
成長ホルモンの脂肪分解効果は、筋トレ後に休憩をしていても、約6時間継続するのです!
ということは、“効率よく脂肪を燃焼したいなぁ”とあなたが思った場合、
『ひたすらウォーキングを頑張る!』 のではなく・・・
『筋トレ後にホルモン分泌して、ウォーキングスタートォ!!』 のほうが、脂肪燃焼効率は劇的に高まるわけです!
ついでに筋トレで成長ホルモンがしっかり分泌されれば、その後は脂肪分解が進んだ状態が6時間継続するので、いつもより積極的に生活することでさらに脂肪を燃焼しやすくなりますね。
ここで一つ注意点があります!!
アドレナリンに関しては、普段運動習慣のない人ほど多く分泌されるのですが、成長ホルモンは運動習慣が身につくとたくさん出るようになります。
お得感たっぷりの成長ホルモンの効果を最大限に活かすためにも、やっぱり運動の継続は重要なんですねー。
基礎代謝の向上に続いて、今回は成長ホルモンの効果の観点から、筋トレの有用性を書いてみましたが・・・、もう一個だけありまぁーーす!!
・・・レイザーラモンRGを意識してみましたが、知らない人はスミマセン。知っている人も、スミマセン。
ダイエットに役立つ筋トレの効果3つ目として、NEATへの影響を考えてみたいと思います。
そんなこんなで、NEAT(ニート)に関しては、次回書きたいと思います!
それではまた~。