気のせいかしら。2、3ミリやせたんじゃない?

ダイエットの謎をできるだけ生理学・運動学・心理学で解き明かしてみましょう。

キックボクシングの練習翌日は体脂肪率ガタ落ち問題

f:id:mocomoco418:20160602134013j:plain

 

 

こんにちわ。

6月に入りましたねー。

わたしはクセ毛(さらに若干薄毛という地獄)なので、梅雨が一日も早く終わればいいなぁと、梅雨に入る前から思っています。

 

 

今日は、体脂肪率に関して、前から気になることがあったので、考えてみたいと思います。

 

運動した翌日の体脂肪率

私は趣味でキックボクシングを週1回くらいでやってるんですが、練習に行った翌日に体脂肪率を測定すると・・・減っているんです。

ウソみたいに。

てか、これはほんとにウソだろう!

 

具体的な数値で言うと、体脂肪率が 前日11.5% ⇒ 翌日10.1%。

1.4%減。

 

計算すると、おおよそ1kgくらいの脂肪が減ったことになります。

脂肪1kgを減らすのに必要な消費カロリーは、約7200kcal・・・。

ウソ確定。

 

ちなみに、体脂肪率の測定は、毎朝起きてトイレに行った直後に行っており、条件は統一しています。

 

なぜこんなことが起こるんでしょうか??

 

体脂肪率計のしくみ

 

f:id:mocomoco418:20160602134152j:plain

 

体脂肪率計は、身体に微弱な電気を流したときの抵抗で数値を測定しています。

水:電気が流れやすい  脂肪:電気が流れにくい  という性質の違いを利用しているわけですね。

 

ということは、別に体脂肪が減っていなくても、脚がむくんでいたり、食後で内蔵に血液が集中していたりといった、体内の水分の分布の変化によって数値が変わるのです。

 

 

f:id:mocomoco418:20160602134328j:plain

 

では、運動後の水分の変化は?ということについて調べてみたところ、大まかに次の2つのような影響があるようです。

 

 

①汗をかくことで体内の水分が減る ⇒ 脂肪の割合が相対的に増える ⇒体脂肪率の数値が上昇

 

②運動により、筋肉内に代謝物が蓄積 ⇒ 代謝物の保水作用により水分量up ⇒体脂肪率の数値が下降

 

平たく言うと、運動後に身体の中の水分の割合が増えれば体脂肪率は下がり、逆に水分の割合が減れば体脂肪率は上がる、ということのようです。

 

今回の冒頭の話は、キックボクシングの練習にいった『翌日』の体脂肪率の話なので、おそらく②の体内の水分が増えている状態・・・ということですね。

 

ちなみに、翌日に体脂肪率を測定したところ、11.0%と表示されました。

 

経過を見ると

 

11.5% ⇒ 10.1% ⇒ 11.0%

 

水分のバランスが戻ってきているということでしょう。

 

ちなみに、今回体脂肪率計について調べてみるまで知らなかったのですが、起きてすぐの時間帯は、重力の影響で、体内の水分の分布が安定しない(寝ている姿勢 : 身体全体に平均的に水分がある ⇒ 立っている姿勢 : 重力により、脚の方に水分がかたよる) ため、測定にあまり適さないそうです。数値が安定しにくいとのこと。

 

某家電メーカーによると、オススメの測定時間帯は16:00~17:30の夕食前だそうです。

 

やっぱりちゃんと調べてみないと、自分がどれくらい無知なのかに気づかないものですねー。

 

 

そして、体脂肪率に関しても、『測定値の一日ごとの上下に一喜一憂するのはガチで意味がない!』といえるでしょう。

出川哲郎さんの言葉を借りるならば、リアルガチにです。

 

 

 体重や体脂肪率の数値はあくまで参考程度。

前回も同じことを言いましたが、まさに実感した今回の出来事でした~。

ぜひご参考に。

 

それでわー。