気のせいかしら。2、3ミリやせたんじゃない?

ダイエットの謎をできるだけ生理学・運動学・心理学で解き明かしてみましょう。

春だ! ラクに続けられる運動を見つけよう!

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こんにちわ。

 

春になって、運動をしやすい気候になってきましたが、習慣的に運動をされている方はどれくらいいるでしょうか?

 

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厚生労働省の平成25年「国民健康・栄養調査」の発表によると、運動習慣がある人の割合は、男性33.8%、女性27.2%であり、年齢階級別にみると、その割合は男女ともに30歳代で最も低いそうです。

 

 

ちなみにここで言う『運動習慣がある』状態とは、『1回30 分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上継続している』という定義になっています。

 

これを多いと見るか、少ないと見るか・・・。

私の個人的な感想としては、『全体で見るとそこそこ多いけど、20~30代少なっ!』という感じです。

 

 

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『運動はしんどい、ツライ、疲れる・・・』といったマイナスのイメージを持っている人も多いのかもしれません。

20~30代だと、『仕事も忙しくて時間がとれないし・・・』という方も多いのかも。

そうなるとなかなかモチベーションを高く保って運動を続けるのって難しいですよね。

 

 

理想的には、『運動するのが楽しくてついやっちゃう!!』と感じられたら、モチベーションも高く保って自分から時間を作れるし、そんなに苦労なく健康的な身体や心を手に入れられるのではないでしょうか。

 

『そんなのムリ!夢見すぎ!!』と思われるかもしれませんが、なんとか実現できないでしょうか・・・?

 

 

楽しく運動を続けるコツは?

 

『楽しい運動なんてあるのか・・・?』と、途方にくれそうですが、ズバリ、『自分が大好きなスポーツや運動を見つける』、コレが一番手っ取り早いのではないでしょうか。

 

『運動キライで好きなスポーツなんてねーよ。』と思われるかもしれませんが、少し思い出してみましょう。

 

 

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子供の頃、中高生の頃、20代の頃・・・過去の自分が好きだったスポーツ、やっていたスポーツはないでしょうか?

また、テレビで見ただけであっても、チラっとでも『やってみたいな』『カッコイイな』と興味を持ったスポーツはなかったでしょうか?

『ハードそうだし、わたしにはムリでしょ・・・』とあきらめてしまったものはないですか?

 

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山登り、ダンス、野球、バレーボール、サッカー、格闘技、身体を動かすことならなんでもよいです。

 

ちょっとでも興味があるものを見つけて、とりあえず試してみるのがおススメです。

 

 探してみれば大抵の場合、そのスポーツや運動について教えてくれるジムや教室がありますし、ほとんどの場合、一日体験的なものがあります。

 

とりあえず試してみて、オモシロくなかったらやめりゃーいいのです。

 

 

ちなみに私の場合・・・

 

 私は社会人になってから、運動習慣なんて全くありませんでした。

大学生で一人暮らしを始めてから、夜ご飯は安い外食か、割引になったスーパーのお惣菜・・・といった生活を続けていたので、それなりにおなかもたるんでいました。

 

運動を始めたのは、就職した職場に筋トレが趣味の先輩がおり、その方に誘われてスポーツジムで筋トレをするようになったのがきっかけです。

 

その後、週1回程度ジムで筋トレする程度でしたが、もう一つスポーツを始めるきっかけがありました。

 

付き合っていた彼女にフラれたのです。

 

『・・・運動関係なくない??』と思われるでしょう。

ですが、当時彼女と別れてそこそこ落ち込んでいた私は、『ダラダラ引きずるより、自分が好きなことや、ちょっとでも興味持ったことにどんどん打ち込んで、楽しんで過ごしたほうがいいよなぁ』と、漠然と思ったのです。

そう考えたのは、1週間くらいテンション低く過ごした後のことですが・・・。

 

そして、『テレビで見てて、ハイキックがカッコイイ!』というしょーもない理由でキックボクシングのことを調べて、体験に行き、入会して今に至っている・・・というワケです。

 

 

とりあえず一回やってみる

運動やスポーツを始めない理由なんて、考え始めればそれこそ山のようにあります。

が、『ためしに一回やってみる』くらいの気持ちで、ちょっとでも興味を持ったことはやってみるのがオススメです。

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やってみて、『楽しい!続けたい!!』と思えたら、それはもうスーパーラッキーです。

自分にとっての大当たりの運動を見つける確立を高めるには、いろんなものを試してみるのがてっとり早いです。

 

 

一歩目を踏み出すのはめんどくさいし、大変ですけど、行動すればいろいろなことが変わってくる可能性は間違いなく高まるのではないでしょうか。

 

 

今日はこんなところで。

それでわ~。

腹筋運動ってホントにおなかヘコむの??謎にせまる!

 

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こんにちわ!

春まっただなかで快適な日々ですが、もう3ヶ月もすれば夏到来!

『夏に向けておなか周りもっとやせたいな・・・』と思う人も多いのではないでしょうか?

 

というわけで、今日はおなかをヘコましてステキなウエストを手に入れるにはどうしたらよいのかを考えてみたいと思います。

 

 

ウエストを細くするなら腹筋運動???

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『おなか周りを細くしよう!』と思ったときに、まず腹筋運動が思い浮かぶ人はどれくらいいるのでしょうか?

漠然と、『ウエスト細くする = 腹筋運動』というイメージがあるような気がしますが、これって正しいのでしょうか?

 

最初に私の意見を述べさせていただくと、『腹筋運動だけでおなかはヘコまんでしょうという感じです。

 

ちなみに一つお聞きしますが、みなさんは『太ももを細くしたい!』と思ったときに、『バーベルをかついでスクワットをひたすらしよう!』と思うでしょうか?

『腹筋をしてウエストを細くしよう』というのはコレと同じニュアンスです。

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バーベルをかついでスクワットをすると、脚の筋力が強くなったり、筋肉が太くなったりする、というのはなんとなく想像がつくかと思います。

ただ、バーベルかついでスクワットした結果、脂肪が落ちて脚が細くなりますかね?

 

腹筋運動もおなじです。

腹筋運動をすれば、服直筋(おなかを縦に走っている筋肉)の筋力が強くなったり、筋肉が大きくなります。

しかし、腹筋運動をすることで、おなか周りの脂肪が消えてなくなるなんてことはありえません。

 

脂肪が筋肉に変わるという都市伝説

 

また、『脂肪が筋肉に変わる!』という話がありますが、信じている人はどれくらいいるでしょうか?

 

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コレは、『ほうれん草食べたらその場で筋肉ムキムキになる』とか『水をかぶると男が女になる』とか、『このノート触れると死神が見える』級のフィクションです。

脂肪と筋肉は全くの別物で、脂肪が筋肉に変化したり、逆に筋肉が脂肪に変化することは絶対にありません。

 

 

腹筋の消費カロリーって?

ちなみに、『腹筋運動をすることでカロリーを消費しておなかがヤセるんじゃね?』と思う方もいるかもしれません。

腹筋1回の消費カロリーってどれくらいだと思いますか??

 

答えは0.5~0.6kcalです。

体重によって違うので、すっごくザックリとした数値ですが。

腹筋を1万1千回くらいやると1kg減る計算です。

 

結論としては、『腹筋運動は腹直筋の筋力アップ、筋肥大を目的に行うもので、おなか周りの脂肪を燃やす効果はほとんどない』 です。

 

 

じゃあ腹筋運動は効果ないの?

ここまで散々、『腹筋運動をしてもおなかの脂肪は減りません』といったことを言ってきたわけですが、腹筋を鍛えること自体が悪いわけではありません。

 

おなか周りは骨で覆われておらず、筋肉で支えられているため、腹部の筋肉を鍛えることによるプラスの効果は期待できます。

 

そしてこの効果を得るために重要なことが、おなかの筋肉は腹直筋だけではないよということです。

 

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 ちょっとだけ専門的になってしまいますが、おなかの筋肉は図のように、腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋という筋肉があります。

この中で、おなかをヘコませる、クビレを作るといったことに影響するのは、むしろ腹斜筋や腹横筋です。

 

細かい説明は省きますが、特に腹横筋はおなかの深層にあって、コルセットのような役割をしています。

この腹横筋を鍛えることで、ギュっとおなか周りを引き締めて、内臓を正しい位置にキープし細くみえる、というわけです。

(さらに細かく考えると、筋力と筋肉の緊張は相関するのか・・・?とかそんな話もありますが)

 

『じゃ、その腹横筋はどーやって鍛えるのだ?ん??』ということになるのですが、手っ取り早いのが、思いっきりおなかをへっこます運動です。

『バカみたいだな』と思うかもしれませんが、これはドローイングという一般的な腹横筋の筋トレです。

 

①まっすぐ立つ

②おなかを膨らませながら息を吸う

③息をはきながらおなかをヘコます

 

『ぜんぜんしんどくない!ラクちん!!』という人は、ちゃんと腹横筋を使えてない可能性大です。

息を吐ききって、限界までおなかをヘコますようにしてみてください。

 

トレーニングの回数に関しては、基本的には『できなくなるまでやる』です。

呼吸に合わせた運動なので、酸欠や過呼吸にならないように注意しながらやってみるとよいかと思います。

 

 

繰り返しになりますが、腹直筋にしろ腹横筋にしろ、筋トレをして姿勢が良くなることで、ウエストが細くなったように見えるかもしれませんが、実際に脂肪が減っているわけではないということを認識しておきましょう。

 

脂肪を燃焼させるのは有酸素運動です。

本当にステキなウエストを手に入れたいのなら、水泳やウォーキングなど、自分が簡単に出来る範囲でよいので、有酸素運動を取り入れましょう。

 

3ヶ月あれば、目に見えて体型は変わるはず!

 

では今日はこのあたりでー。

 

1ヶ月で肉体改造は可能?筋トレの正しい方法

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おはようございます!

気温の上下が大きかったりと、少し不安定な気候ですが、やっぱり春はいいですね。

 

熊本の地震が大変なことになっていますが、できるだけ多くの人が無事であることを祈るばかりです。

 

 

今回は筋トレの方法や効果について考えてみたいと思います。

 

 

運動の効果を実感するのは時間がかかる

筋トレに限らず、運動って始めてから効果を実感するまでにある程度のタイムラグがありますよね。

効果が実感できないと、継続するモチベーションを保つのは難しい・・・でもまだ結果はでない・・・。

こんな場合、『どの程度の強度の運動を、どのくらい続けると、具体的にこんな変化がある』という知識をしっかり持っておくことは、運動の効率を上げる上にモチベーションを保つことにも役立ちます。

 

『今ぐらいの速度で歩いて約1時間で山の頂上につきます』といわれるのと、『そのうちきっと頂上につくから、とにかく頑張って!』といわれるのが、全く違うようなもんですね。

 

 

『筋トレは3ヶ月続けないと効果がない』はホント?

よく聞くのが、『3ヶ月継続してようやく筋トレの効果が出る』というもの。

コレって本当なんでしょうか・・・?

 

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ズバリ解答は、『はじめから効果あるよ!何いってんのよ!』です。

 

ただし、効果といっても色々です。

すごーくザックリ説明すると、『筋力』の向上は、①筋肉の変化 と ②神経による変化 の2つがあります。

 

 

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①筋肉の変化 に関しては、筋肉が太く大きくなり、発揮できる力がそれに比例して大きくなる、というもの。

その、『筋肉が太く大きくなることで筋力が強くなる』ということがメインになってくるのが、筋トレを初めて約3ヶ月、というわけです。

 

ここでありがちなのが、『3か月たつまで筋肉は大きくならない』という勘違いです。

3か月たたなくても、筋肉はそこそこは大きくなります。

 

『でも、やっぱ3ヶ月も続けないと効果薄いのかぁぁあ!!』となりそうですが、ここで重要なのが ①神経による変化 です。

 

 

筋トレを初めてすぐの神経の変化

 

筋肉を動かすシステムは、すごーくおおざっぱに言うと、

 

①脳から指令が出る

②神経が、脳からの指令を筋肉に伝える

③筋肉が収縮する

 

この順番で作用します。

ここで、②神経が、脳からの指令を筋肉に伝える ⇒ ③筋肉が収縮する という部分がポイントです。

 

普段運動習慣があまりない人は、神経で筋肉に『動け!』という指令を伝えても、しっかり働く筋肉の割合が少ないのです。

 

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神経課長が、『脳社長からの命令だよ!』と伝えているのに、筋肉社員の何割かは無視しちゃうわけです。

ナマイキですね。

 

ところが、筋トレをはじめると、神経の刺激に対して反応する筋肉の割合が増えてくるわけです。

初めは筋肉の5割くらいしか働かなかったのが、8~9割働くようになると、当然筋力もその分強くなります。

 

筋力が強くなると、今までと同じ運動であっても、相対的に今までよりラクに行えるようになります。

脚の筋力が強くなることで、歩いたり階段上り下りが今までよりラクになったりするわけです。

 

この神経系の変化は、筋トレを始めてからすぐに起こるといわれているため、この効果は比較的簡単に得られるのです。お得です。

 

結論

パッと見で分かるくらいに筋肉を鍛えようと思うと、1ヶ月ではムリです。

 

ムリですが、1ヶ月でも見た目が全く変わらない、ということはありません。『ちょっとだけ変わったかな?』くらいはいけるはず。

 

そして、見た目がたいして変わっていなくても、あなたの『筋力』は神経系の働きがよくなることで、けっこうすぐ強くなってしまいます。

 

ということで、初めの方は見た目の大きな変化よりも、『筋力』の変化や、生活の中で『これラクにできるようになったなぁ』といった変化に注意を向けるとよいのではないでしょうか。

 

それでわ。

 

 

 

ラクちんで効果的なダイエットってあるの??

 

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こんにちわ!

気候が良くて過ごしやすいですねー。

春は外をブラブラ散歩するのが楽しすぎる。

 

今日は、ダイエットの分類について大雑把にグループ分けして考えてみたいと思います。

 

今回は、①どれくらい大変か ②効果がどれだけあるか という2つの軸からダイエットを考えてみましょう。

この2つの基準から、ダイエットを以下の4つのグループに分類できます。

 

①大変だけど、効果があまりでない

 

②ラクちんだけど、ちょっとしか効果がない

 

③大変だけど、効果アリ

 

④ラクちんな上に効果アリ

 

具体的にはどういうことなんでしょうか??

それぞれ考えてみましょう。

 

①大変だけど、効果があまりでない

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『あんなに頑張ったのに、効果でねぇじゃねぇか、バカヤロコノヤロおめぇ!』ってやつです。

たとえば、急に思い出したかのように激しい運動をしてみたけど継続はできない…、そしてまた思い出したときに思いっきり頑張る。

いくら大変でも、続けられない運動は残念ながら効果はあんまりありません。

 

他には、急な食事制限。『明日から1日1食!』みたいな感じでムリして、1週間で2kgやせ、そしてすぐにリバウンド…。

このような経験がある方もいるかもしれませんが、一時的な効果が見られても、残念ながらトータルで見たら効果0です。

 

②ラクちんだけど、ちょっとしか効果がない

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毎日5分だけウォーキング、ご飯をちょっとだけ減らすなど。カロリー量で考えると、『ちょっとマシかな?どうかな?』という効果だけど、続けやすいのがメリット。2ヶ月くらい続けると、特に労力なく、半自動的に行えるようになります。

 

③大変だけど、効果アリ

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週に3回5kmのジョギング、おやつは一切食べないなど。長期間実行できれば、明らかなダイエット効果が得られるけれど、習慣的に行えるようになるまでは茨の道。

 

④ラクちんな上に効果アリ

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現実的じゃない例をあげれば、ヤセ薬的なもの。『コレを飲めば何もしてなくてもやせられる!』『このサンダルを履くだけでやせる!』など。

科学的に考えてみれば根拠ゼロのモノが多い上に、健康面でマイナスのモノもあるので注意が必要。

現実的な例を考えれば、大好きなスポーツをしたり、習慣化してしまった運動などに関しては、特別なツラさを感じずに大きな効果をあげることができます。

 

 

じゃあどれが一番いいの?

もちろん、④ラクちんな上に効果ありを選びたいところなんですが、いきなりコレをやるのは難しいです。

もともとスポーツをやってたり、とっても興味があってやってみたかった運動がある人はチャレンジあるのみ!ですが。

 

また、③大変だけど効果アリに関しても、いきなりムリして大変なことを始めてしまっても、挫折してしまう可能性が高いため、あまりおススメしません。

 

そんなこんなでやっぱり初めは ②ラクちんだけど、ちょっとしか効果がない

コレからはじめるのがよいでしょう。

すごく簡単なことからとりあえず初めてみて、物足りなくなったら少しずつ運動の強度や量を増やしたり、食事制限をわかりやすくしていけば、そのうち④ラクちんな上に効果あり の境地にたどりつきます。

 

最近自分は④の段階に来てるかなーと思ったり思わなかったり。

 

 

それでわー。

 

 

もう失敗しない!66日で運動習慣を作ろう!

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こんにちわ。

あったかくなってきましたねー。

うれしい限り。春サイコー。

 

というわけで今日は、今まで失敗してきた人でもできる、運動習慣の作り方について考えてみましょう。

 

66日!

まず、タイトルにもありますが66日がキーポイントです。

人間が新しい習慣を身につけるまでにかかる時間が66日なのです。

 

『66日って2ヶ月か・・・。長い。無理。』と思われる方もおられるかもしれませんが、逆に言えば、66日間続けてしまえば、意識せずとも自動的にできるようになるわけです。

コレってすごくお得だと思いません?

 

かといって、新しいことを66日間継続するということは簡単なことではありません・・・。

今までに、意識的に新しい習慣を身につけたことがある人がどのくらいいるでしょうか?

この習慣をつくるための2ヶ月間を乗り切るためには、やはり工夫が必要なのです。

 

どんな工夫が効果的?

『じゃ、その工夫ってなんやねん』ということになるのですが、まずはできるだけ簡単なことにチャレンジすることです。

 

新しいチャレンジをしよう思うと、いきなりがんばってしまいがちですが、むしろ簡単であれば簡単であるほどよいと思います。

なぜならば、習慣をつくる上で最重要なのは『一気に自分を変える』ことではなく、『継続して行うことで、努力なく自動的にできるようになること』だからです。

 

継続するという一点を考えれば、大変なことと簡単なこと、どちらの方が適切でしょうか?

 

てなわけで、『毎日5km走ろう!』より、『毎日5回スクワットやろう』のほうが、新しい習慣を作る目的では正解です。

 

もう一つは、自分の行動の結果を見えるようにして、誰かにチェックしてもらうこと。

私の場合は、1月に『週に3回はジムに行く』という目標を立てたのですが、カレンダーに運動した日をメモっておき、奥さんにチェックしてもらっています。

とりあえず2ヶ月たちましたが、なんと現在も週3回のジムは継続できています!

自分としては、なかなかの革命です。チェ・ゲバラってます。

 

もう一つ考えるなら、66日間で達成できたときの、自分へのごほうびをあげてもいいですね。

モチベーションが高まります。

 

たとえば、ネットで『スタンプカード』と検索すると、無料のモノがいろいろあるので、印刷しておき、習慣にしたいことを実行できたらシールを貼っていく、というのでもよいと思います。

 

ついでに言うと、モチベーションという点から見ると、スタンプカードの初め2つくらいは初回サービスということで、初めからシールを貼っておくと達成までの時間が短縮される、という実験結果もあるので、試してみてもよいと思います。

 

なかなか普段できないことを習慣化して、大事な目標をどんどん達成していけるとステキですね!

 

でわ~。

 

 

『スクワットチャレンジ』を分析してみた。

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こんばんわ!

桜もぼちぼち咲き始め…ということで、何か新しいことにチャレンジしたい季節ですね!

 

チャレンジといえば、少し前から耳にするようになった、『スクワットチャレンジ』!

コレの有効性を、勝手に分析してみようと思います!

 

 

スクワットチャレンジとは?

アメリカから流行になっている、美尻を手に入れるための運動です。

スクワットを1日50回(何セットに分けてもよい)から初めて5回ずつ回数を増やしていき、30日間継続してラストは250回のスクワットを行うという、鬼のようなエクササイズ。

 

 

Day 1- 50 squats
Day 2- 55 squats
Day 3- 60 squats
Day 4- 休み!
Day 5- 80 squats
Day 6- 85 squats
Day 7- 90 squats
Day 8- 休み!
Day 9- 110 squats
Day 10- 115 squats
Day 11- 120 squats
Day 12- 休み!
Day 13- 140 squats
Day 14- 145 squats
Day 15- 150 squats
Day 16- 休み!
Day 17- 170 squats
Day 18- 175 squats
Day 19- 180 squats
Day 20- 休み!
Day 21- 190 squats
Day 22- 195 squats
Day 23- 200squats
Day 24- 休み!
Day 25- 220 squats
Day 26- 225squats
Day 27- 230 squats
Day 28- 休み!
Day 29- 240 squats
Day 30- 250 squats

 

こんな感じのエクササイズです。

 

効果は・・・

 

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こんな感じ。

 

いろんなbefore afterの画像があるんですけど、専門的な視点から見ると、横から見たafterの画像が、骨盤がかなり前傾してるのが気になるところです。

他の画像でも、もれなくそんな感じ。

エクササイズの効果で姿勢が良くなっているのか、ヒップアップ感を出すためにわざとやっているのか・・・?

 

てなわけで、わたしの持てる知識を駆使して、スクワットチャレンジの効果について考えてみたいと思いまーす!

 

 

スクワットチャレンジで得られそうな効果

 

①お尻や太ももの筋力up

②筋トレによるホルモン分泌による脂肪分解効果(脂肪燃焼とは違います)

③脚の筋力upにより、歩くことや階段がラクになる⇒日常生活での運動量up

④筋力upによる姿勢の変化

 

ざっと挙げてみましたが、こんなところでしょうか。

 

②、③に関しては、以前書いた記事に詳細がありますので、ぜひ読んでみてください。

1~2分で読めると思います。

 

mocomoco41.hatenablog.com

mocomoco41.hatenablog.com

 

 

スクワットチャレンジで期待できない効果

 

①体重が減る

②お尻や太ももの筋肉が発達(大きくなる)ことで体型が変わる

 

『いや、やった人は体重減ってるし、体型変わってますやん!』と思われたかたは、解説しますのでもう少しだけ読んでみてください。

 

 

①体重が減る という効果に関してですが、みなさんはスクワット50回でどれくらいのカロリーが消費されると思いますか?

 

 

正解は・・・約20~30kcalです。

ちなみに体重1kg減らすのに必要な消費カロリーは7000kcalなので、スクワットに換算すると、約14000回です。

 

『いちまんよんせんかい』・・・。

日本語としてうまいこと認識できないような回数ですね。

眩暈がします。

スクワット14000回やって体重が1kg減る前に、太ももが爆発しそうです。

太ももエクスプロージョンです。

 

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スクワットという運動は、あくまでも筋トレであり、無酸素運動です。

脂質燃焼に必要な運動は、有酸素運動。ウォーキングとか水泳とかです。

 

『スクワットチャレンジで体重が減った』という例もあるのでしょうが、それはスクワットによる副次的な効果で体重が減ったのであり、スクワット自体ではたいして体重は減りません。

このへんを正確に認識しておきましょう。

 

 

②お尻や太ももの筋肉が発達(大きくなる)ことで体型が変わる

 

これに関してですが、よく『筋トレをするとムキムキになっちゃうからやりたくない!』という女性がいますが、安心してください。

そんな簡単にムキムキになりません。ってか、なれません。

 

筋肉を大きくするためには、運動の強度、回数、頻度、期間などを考慮する必要があるのですが、スクワットチャレンジですらその要件を満たしていません。

 

例外的に、『30日間で筋肉がついて体型が変わった』という方もいるかもしれませんが、おそらくそれはもともと本格的なスポーツなどの運動暦があり、しっかりと筋肉がついていた人です。

 

『じゃあなんであんなにbefore afterで違いがあるの??』ってことになるんですが、考えられる可能性としては・・・

 

①スクワットチャレンジの副次的効果で余計な脂肪が燃焼してスタイルよくなった

②筋力upにより姿勢が変わり(もしくは無理にいい姿勢をとることで)、お尻が上がっているように見える

③afterの写真とる時に、めっちゃお尻に力いれてる

④実はbefore afterの画像をとった間の期間が30日ではない

⑤別人

 

などでしょうか。

かなりゆがんだ見方をしちゃってますね。可能性、ということでね。

 

 

今回の結論

・脚の筋肉を鍛えることは、副次的な効果も考えると、とってもいいこと。

・流行ってる(らしい)し、周りの人と一緒にやるとモチベーションを維持しやすいという意味ではいいかも。

・本当にお尻や太ももを引き締めてカッコイイスタイルになろうと思うなら、もっと理論的に計画を立てて、3か月くらいの期間でやった方が効果的・・・って当たり前か!てへぺろっ!!

 

こんな感じでしょうか。

 

食事制限 vs 運動 !!

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こんにちわ!

今日はダイエットにおける、食事制限と運動について考えてみましょう。

食事制限と運動、どっちも大変そうだけど、夏に向けてそろそろダイエットを始めたい・・・。

食事制限と運動のいったいどちらが重要なんでしょうか?? 

今日は具体的な例を挙げて考えてみましょう!

 

 

ダイエットの効率を重視すれば、食事制限と運動をバランスよく行うのが理想的です。

しかし、このバランスを考えずにダイエットを行うと、すぐに挫折してしまったり、リバウンドによって元の体重よりも増えてしまったり・・・ということが簡単に起こります。

逆に、食事制限と運動をどの程度の割合で行うのか、どちらを重視すればいいのか、ということについてしっかり理解して計画を立てておけば、リバウンドせずスムーズにダイエットを成功に導くことができるはずです。

 

以前このブログで書きましたが、1ヶ月に1kgのペースで体重を落とす目標を立てた場合、1日平均で250kcalのエネルギー赤字を作り出す計算になります。

 

ひとまずこれだけは覚えておいてください。1日250kcalです!! 

 

詳細はぜひ下記をご参照下さい。

mocomoco41.hatenablog.com

 

この250kcalをジョギング等の運動のみで落とそうとすると、

 

消費カロリー(kcal) = 体重(kg) × 移動距離(km) なので、

 

体重60kgの人だと、毎日約4kmちょっとのウォーキングor ジョギングが必要です。

 

4kmです!これはキツイですよねぇ。毎日4kmて。

今まで特別な運動習慣がなかった人が継続できる確立は低そうです。

ハードル高けー。

 

 

 

ちなみに食事制限で考えると、

 

・ご飯お茶碗1杯

・カラアゲ3~4個

・メンチカツ1個

・寿司5貫

・シュークリーム1個

・アイスクリーム1個

 

このあたりが約250kcalです。これを毎日の食事から減らす。毎日です。

どうでしょう??

私なら・・・ずっと続けるのはけっこうキツイかも。。

毎日かぁ・・・。

 

 

運動による消費カロリーを増やすか、食事によるカロリー摂取を減らすか、どちらの方がやりやすいかは個人差が大きいと思いますが、具体的に例を挙げて考えてみると、どちらか一方だけを選ぶのは、毎日継続するという点から考えるとなかなか厳しそうです。

 

ということで、250kcalのエネルギー赤字を、運動・食事制限それぞれに割り振りましょう

運動大好きな人なら、運動200kcal、食事制限50kcalとか。

食事制限をそんなに苦にしない人なら、運動80kcal、食事制限170kcalとか。

 

 

ただ、一つだけ注意点があります!

 

ウォーキングやジョギングなどが習慣化してくるとわかるのですが、運動して痩せるより、食事によるカロリーを少し制限する方が、比較的簡単なのです!

もちろん人によるのですが・・・。

4km走るより、シュークリーム1個我慢したほうが、時間かからないし楽チンです。

 

 

しかしこれだけは覚えておいていただきたいのですが、やはり食事制限のみでのダイエットは長期的にみてNGです。

 

よく言われることですが、食事制限のみでやせると筋肉量も落ちてしまうため、基礎代謝が低下したり、運動するのが余計に大変になってしまいます。

その結果、リバウンドしたり、以前よりも痩せにくい体質になるのです。

 

 

運動は筋肉量を維持・増加させ、カロリーを消費するだけじゃなく、脳を鍛えたり、ストレス解消になったりとメリット山盛です。

 

初めは、“家の周りを5分歩く”といった些細なことからで良いので、ぜひあなたのダイエットに運動を取り入れてください!

 

効率よくダイエットをして、とっても楽しい夏を迎えましょう!