気のせいかしら。2、3ミリやせたんじゃない?

ダイエットの謎をできるだけ生理学・運動学・心理学で解き明かしてみましょう。

みんなどんな運動してるの? 運動のメリット・デメリット

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こんにちわ。

ゴールデンウィークも終わりましたねー。

私の職場は祝日が関係ないので、通常運転でした。

むしろ、月曜日から6連勤でした。

『ゴールデン』の要素がありません。ピカリとも光っていません。

 

しかし、休みじゃなくっても5月は気候がいいでで、気分は最高にハイってやつです。

 

というわけで、今日はスポーツのダイエット効果を具体的に考えてみたいと思います。

 

 

みんなどんなスポーツをしてるの?

 

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そもそも、世間の人はどんな運動をしてるんでしょうか?

みなさんは、どんなものが多いと思いますか??

 

 

ネットで調べたところによると、1位は『ウォーキング』だそうです。

ちなみに2位『ボーリング』3位『水泳』・・・ということです。

ネットでちょろっと調べただけなので、どれくらい信憑性があるかわかりませんが。

 

2位ボーリングがちょっと意外・・・。

上位3つを見たところでは、激しい運動より、楽しんで続けられるほうが人気が高いということなんでしょうか。

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『ダイエットをしよう!』と思いたって、『明日から1日5ゲームはボーリングやりまくろう!ピン倒しまくろう!!』と思う人は、ごく少数かと思いますので、今回はウォーキングと水泳の効果について考えてみましょう。

 

 

ウォーキングのメリット・デメリット

 

ウォーキングの良いところは、なんといってもラクに始められて続けやすい』コレが一番ではないでしょうか。 

 

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初期投資という点から考えると、ウォーキングを始めるのに必要なものなんて、①歩きやすい靴 と ②汗かいてもいい服 この2つくらいです。

 

他にもメリットはいろいろ。

 

脂肪は、分解⇒燃焼 という工程で消費されるため、『有酸素運動は20分くらい継続しないと効果が薄い』とか言われるわけですが、20分って体感として結構長いのです。

 

が、ウォーキングとなれば、スマホ等で好きな音楽を聴くも良し、ジムでのウォーキングであれば好きな動画やテレビを見るも良し、友達と一緒にしゃべりながらでも良し・・・と、いくらでも並行してできることがあるので、20分間がそこまで苦痛になりません

 

運動の負荷としてもキツくないので、脂肪燃焼にちょうど良い強度ですし、ラクなぶん習慣にもしやすい、という メリットもあります。

 

しかし、注意点が一つ。

それは、ウォーキングのダイエット効果を過信しないことです。

ウォーキングやランニングの消費カロリーは、

 

体重(kg) × 距離(km) =消費カロリー(kcal)

 

という計算式で大雑把に出せます。

 

 

ゆっくり友達としゃべりながら20分くらい歩くと 、時速4kmくらいのスピードと想定して、1.3kmくらい歩ける計算になります。

体重60kgの人の場合、消費できるカロリーは、

60kg × 1.3km = 78kcal

 

毎日継続できれば、決してバカにできない数値ですが、20分歩いて消費するのは78kcal

それ以上でもそれ以下でもないのです。 

 

『今日はウォーキングしたから、おやつ多めに食べてもいいよね。エヘ。』みたいな感覚でいると、ウォーキングで消費したカロリーなんて吹っ飛びます。

むしろ逆に太るかも。

(こういうのを、心理学的にはモラル・ライセンシングといいます。)

 

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78kcalとは、食べ物に置き換えると、ご飯1/2杯、バターロール1個、卵1個、みかん2個・・・。

そんなもんなのです。

 

 

水泳のメリット・デメリット

 

では、水泳のメリットはどんなところでしょうか??

一番最初に思いつくのは、カロリー消費効率の良さです。

 

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『水泳』『ダイエット』というワードで検索すれば分かりますが、“水泳はダイエットにオススメ!カロリー消費効率がダントツ!!” みたいな情報が見つかりまくります。

 

ただ、『具体的な消費カロリーはどのくらいなの?』と思いませんか?

みなさんは、どのくらいだと思いますか?

 

 

私が調べてみたところ、体重60kgの人がクロール1時間した場合で、400~1300kcal あたりになっていました。

 

『400~1300kcalて!!』と思いません?

幅ありすぎ、基準ゆるゆるなのです。

 

ここからは私見なのですが、これだけ消費カロリーがバラつくのは、水泳はスキルの影響が大きいからではないかと思います。

 

クロール1つとっても、『中学・高校と水泳部で練習してました!』という人と、『なんとなくまぁ50mは泳げますけど・・・』という人では、身体の使い方や運動の効率など、天と地ほどの違いがあるでしょう。

 

そもそも、なんとなく泳げる程度の人は、しんどすぎて1時間クロールなんてできません。

休憩を挟んで呼吸を整えながら、合計1時間クロールで泳ごうと思ったら、全部で何時間かかるんだって話になるわけです。

 

そんな理由から、『水泳で効率よくカロリーを消費できるのは、水泳のスキルがある程度身についている人』、というのが私の考えです。

 

『じゃ、フツーの人にとって水泳はメリットないの?』ということなんですが、スキルがなくてもメリットはあります。

 

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1番のメリットは、『水泳は膝や股関節などの関節への負荷があまりかからない』というところでしょう。

 

たとえば、普通に歩いているときに膝にかかる負荷は、体重の3倍程度といわれます。

ダイエットしたい!と思って、ウォーキングやランニングを急に頑張ると、膝・股関節・腰といった、重力による負荷を受ける関節が悲鳴をあげてしまう可能性があるわけです。

体重が多く、筋力が低い場合は、注意が必要です。

 

水泳や水中ウォーキングは、浮力で体重負荷が軽減されます。

安全に運動できるということは、水の中で運動する大きなメリットです。

 

あと、ちっちゃなメリットとしては、水中では汗をかいても不快感がぜんぜんない水の中ではリラックス効果がある・・・みたいなことでしょうか。

 

 

デメリットを挙げるなら、先ほどの水泳のスキルの問題に加えて、プールで運動するには、スポーツジムに入会したり、毎回入場料を払ったりと、コストがかかる、ということがありますね。

 

 

 “どんな運動?”より、“なぜその運動?”

 

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ヤセるため、もしくは健康のために何か運動せねば・・・と思ったときに、『どんな運動がいいのかな?』と、迷われる方もいるかと思いますが・・・正直なところ、個人的には、“運動なんてなんでもいいんじゃないの!楽しければ!!” とか思っています。

 

もちろん、運動やスポーツなどの種類によってダイエットの効率も違うでしょう。

しかし、もっと重要なことは、『楽しめるか?』 『どれくらい継続できるか?』 『その運動のメリット・デメリットが理解できているか?』ということだと私は考えています。

 

まずは、自分が好きになれそうな運動やスポーツを探して、それからメリット・デメリットや注意することに関して、分析していくとよいと思います。

 

楽しいし、継続できるし、身体も変わってきますよ。

 

それでわー。